グレート・デーンの性格や特徴は?      病気や飼う時の注意点はあるの?

グレート・デーンの特徴や性格、かかりやすい病気、飼い方の注意点は?

こんにちは、梓このはです。世界で一番大きな犬、グレート・デーンの特徴や性格、かかりやすい病気、飼う時の注意点などをみてみましょう。

グレート・デーンの特徴は?

・サイズ:大型犬

・体重:46Kg~54Kg

・平均寿命:8歳~10歳

・出生:ドイツ

・毛色:ブラック、ブルー、フォーン、ブリンドル、ハールクイン

世界で一番大きな犬、グレート・デーンはドイツの国犬で「ドイチェン・ドッケ」と呼ばれています。

グレート・デーンの先祖はマスティフであると推定されており、17世紀頃から使役犬や狩猟犬として
人間に仕えていました。

また真に強く美しい存在の象徴として、神話に登場する太陽神アポロンに例えられて「犬の中のアポロン」と呼べれるようになりました。

アメリカでは、ショードッグなど外観を重視するため断耳をすることが一般的ですが、ヨーロッパでは禁止や制限されているためほとんど垂れ耳です。

グレート・デーンの性格ってどんな感じ?

超大型犬で、身体も人間以上に大きく威厳のある顔つきですが、性格はとても穏やかで人懐っこい性格をしています。

服従心が強くとても辛抱強い性格でもあり、子供やお年寄り、他の犬との相性も良い犬種です。

力はとても強く、人間では太刀打ち出来ないほどの力を持っています。

破壊力がとても凄まじく、そのため、本人はわ悪気はなくものを壊してしまったり人間に怪我をさせてしまうことにも注意が必要です。

かつては凶暴な動物を相手にしていたグレートデンは、暴走すると止めることができません。

海外では、飼っているグレート・デーンに噛まれて死亡してしまうという事故が起きているのも事実です。

子供の頃からしっかりトレーニングをして、いざという時に飼い主がコントロールできるようにする必要があります。

基本的には友好的で温厚な犬種なので、しっかりしつけをすれば生涯とてもよいパートナーとなってくれるでしょう。

グレート・デーンのかかりやすい病気はどんな病気?

世界で最も大きなグレート・デーンのかかりやすい病気はどういった物があるのでしょうか?

グレートデンのかかりやすい病気や注意点など見ていきましょう。

・胃捻転(胃拡張胃捻転)

胃が拡張して、ねじれてしまう病気です。

胃の周りの血流が遮断されて、ショック状態になるため、とても危険な病気です。

大型犬によくみられる病気で、フードの食べ過ぎや過度の運動がで胃が拡張し、それに伴って胃捻転を起こしてしまいます。

ドライフードを多量に食べた後にたくさん水を飲むことで、胃の中で膨張して胃拡張を起こしてしまうので、食事の量には注意が必要です。

食事のあとの運動で、急にぐったりとして、多量のよだれを流している場合は胃捻転の可能性が高いので、早急に動物病院に連れていきましょう。

食事の量に注意して、量を減らして、回数を増やすなどの工夫をしてあげましょう。

・アジソン病

アジソン病は、副腎皮質機能低下症の事で、副腎皮質からのホルモン分泌が減少して起こる病気の事です。

副腎皮質から分泌される主なホルモンには、コルチゾールなどのグルココルチコイドやアルドステロンに代表されるミネラルコルチコイドがあり、グルココルチコイドは、ストレスへの耐性や血圧の維持をする働きがあり、ミネラルコルチコイドは体内の電解質や水分量を調節する働きがあります。

食欲不振や嘔吐、下痢、体重減少、体の震え、脱水症状、徐脈(脈が遅くなる)、低体温などがあり、また、症状が急性の場合は高カリウム血症から心臓の機能不全が起こり、ショック症状を起こし、重度の場合は死に至ることもあります。

現在は、アジソン病(副腎皮質機能低下症)の明確な予防法はありません。

早期発見、早期治療が大切なので、普段から犬の様子をよく観察して、飲水量や尿量が増えていないか、また体重減少が起きていないかなど、普段と違うなと感じたらすぐに動物病院で診てもらいましょう。

・拡張型心筋症

拡張型心筋症は犬の心筋症の中で最も多く見られる病気です。

遺伝性の病気の可能性が考えられており、また、代謝異常によって心筋の活動が低下することが原因とも考えられています。

拡張型心筋症は、心筋が通常よりも大きく拡大してしまうことにより、本来の収縮機能が上手く働かず、心臓から血液を送り出すことができず、心臓内に血液が溜まってしまうため、血液の流れがよどんでしまう状態を引き起こします。

心筋症をはじめ、うっ血性心不全の状態になると呼吸器に症状が現れます。

血液が上手く流れないことで、血液の逆流して、肺静脈の血液に滞りが出ることで肺水腫になる可能性が高くなります。

日常生活では、ちょっと動いただけでも息切れがしてしまうとか、あまり体を動かしたがらないなどの症状がみられます。

また、うっ血性心不全の場合は、血液の運搬が十分に機能しないので血液中の酸素ず足が原因で皮膚が青く変色してチアノーゼや呼吸困難などの症状がみられるようになります。

現在のところ、犬の心筋症に対する予防法はありません。

大型犬に多く見られることが分かっているので、大型犬を飼われる時は、普段からよく観察して、疲れやすくなったとか、運動すると息切れをするとか症状を感じた時は早目に動物病院に行き診察してもらいましょう。

また、定期的に健康診断を受けることをお勧めします。

・ウォブラー症候群(頸椎すべり症)

犬のウォブラー症候群は頸部脊髄の圧迫によって発症する病気です。

犬には7つの頸椎があり、ウォブラー症候群は頸椎の奇形や椎間板の障害、不安定などのため、頸部の脊椎を圧迫して引き起こされる疾患です。

ボクサーやドーベルマン、グレート・デーンなどの超大型犬に多く見られる病気です。

はっきりとした原因は分かっていませんが、先天的な遺伝ではないかと考えられています。

また、超大型犬や大型犬の急激な成長スピードに脊椎の成長が追い付かず、脊椎の形成異常が生じることが原因とも考えられています。

症状は、圧迫の度合いや病気の持続期間によって様々ですが、一般的に後脚のふらつきや後脚が開くなどの症状が見られます。

症状は徐々に進行していき、前脚にまで広がり、四股不全麻痺などで歩行不能になる場合もあります。

主な症状は、首を動かすのを嫌がったり痛がったり、歩き方がよろよろしたり、後ろ脚がフラフラするなどの運動障害が見られます。

治療については、軽症の場合は、運動制限や消炎剤の投与などの内科療法で長期管理する場合もありますが、慢性的に進行する場合は、脊髄圧迫除去を目的とした外科療法を行います。

ウォブラー症候群は特にありませんが、成長期の栄養を適切に管理するとか、小さい時に過度な運動は避けるなど、犬の成長に合わせた予防法など動物病院の獣医師と相談するとよいでしょう。

また、脚のふらつきなど普段と違い様子が見られたら早目に動物病院で診察してもらいましょう。

・股関節形成不全

大型犬に比較的多くみられる病気で、成長する過程で形態的な異常が起きて、様々な症状を引き起こしてしまう病気です。

遺伝的素因や偏った栄養や運動などが原因といわれています。

股関節部が浅かったり、大腿骨が変形しているため関節がうまくかみ合わず、歩行異常などの症状がおこります。

見分ける方法は、横すわりやモンローウォーク、立ち上がる時に時間がかかってしまうとかそういう症状があります。

治療には、内科的治療と外科的治療があります。

内科的治療は、鎮痛剤やレーザー治療、運動制限、体重管理などです。

外科的治療の場合は、麻酔のリスクも伴うので、かかりつけの担当の先生とよく相談しましょう。

グレート・デーンの飼い方は?

世界で一番大きな犬、グレート・デーンの飼い方はどのようにすればよいのでしょうか?

しつけや食事の与え方などを見てみましょう。

グレート・デーンの飼い方の注意点は?

グレート・デーンは、超大型犬なのでかなりの運動量が必要です。

運動不足による肥満や、ストレスによる問題行動を防ぐためにも、散歩は毎日、朝晩の1日2回、最低でも1時間以上させてあげると良いでしょう。

ドッグランがあれば、時々は連れて行って、思いっきり走り回らせてあげましょう。

グレート・デーンは身体が大きいので、ドックランに連れて行った時は他の犬に怪我をさせたりしないように注意が必要です。

温厚な性格で、他の犬種との相性はいいのですが、力がありすぎで、悪気なく怪我をさせてしまう可能性もあります。

グレート・デーンは、大型犬の中でもかなり大きな犬種なので、十分な飼育スペースが必要です。

暑さや寒さに弱い犬種なので、室内で飼育しましょう。

また、超大型犬なので少し滑っただけでも関節かかる負担はとても大きいので、フローリングの床は滑り止めの床にする、あるいは、滑りにくいようなマットを敷くなどの工夫も必要です。

体重が重く、関節を痛めると治療にも時間を要してしまうので、関節を痛めないように工夫してあげましょう。

また、寝床にクッションを敷いてあげるのも良いです。

グレート・デーンは、下毛のないシングルコートなので、被毛のお手入れはとても簡単ですが、身体が大きいため、他の犬種に比べると抜け毛は多いし、とても労力が必要です。

週に一回のブラッシング、または濡れたタオルで汚れを拭いてあげる程度のケアで問題ありません。

シャンプーは月に一度で大丈夫です。

サロンによっては、超大型犬の受け入れが出来ない場合もあるので、サロンへ連れていく場合は、超大型犬の受け入れ状況を確認してからの方が良いでしょう。

グレート・デーンのしつけはどうすれば?

グレート・デーンは、温和で賢いため、とてもしつけやすい犬種です。

まず、飼い主がリーダーであることをしっかり理解させましょう。

とても賢く物分かりの良い犬種ですが、身体が大きく破壊力もあるので、しっかり上下関係を築いていないと、手に負えない猛犬になってしまう場合もあります。

特に飛びつきはさせないように幼少期からしっかり言い聞かせましょう。

超大型犬なので、ちょっと飛び掛かっただけでも大怪我を受ける可能性があります。

楽しくて飛びついてきた時は、ダメ!と一言注意しましょう。

幼少期にしっかりとしつけをしていれば、基本的には服従心の強く辛抱強い犬種なので、成犬になった時には、とても穏やかで、飼育しやすさを感じるでしょう。

しっかりと信頼関係を築けば、生涯よいパートナーとなってくれるでしょう。

グレート・デーンの食事はどのように与えればいいの?

グレート・デーンは、筋肉量の多い犬種のため、基礎代謝が高く必要カロリーも多くなります。

食事も朝晩2回、筋肉質の体系を維持できるよう、良質な動物性たんぱく質を主原料とするフードを与えましょう。

また、胃捻転になりやすいので、食器に位置を高くしてあげましょう。

食事も複数回に分けて、食事前後の激しい運動は避けましょう。

グレート・デーンのまとめ

世界一大きな犬グレート・デーンは、とても温厚で賢い犬種です。

小さな子供と一緒でも問題なく生活ができます。

幼少期にしっかりとしつけをしておけば、成犬になっても問題なく、また、とてもしつけやすさを感じられるでしょう。

グレート・デーンは他の犬種以上に、環境的・費用的・体力的に飼育が可能か、しっかりと検討してから家族として迎え入れる必要があります。

家族に迎え入れたら、しっかりコミュニケーションをとることで、お互いの信頼関係も築けて、生涯素敵なパートナーとなるでしょう。