秋田犬の性格や特徴は?           病気や飼う時の注意点はあるの?

秋田犬の特徴や性格、かかりやすい病気、飼い方の注意点は?

国の天然記念物に指定されている秋田犬の、特徴や性格、かかりやすい病気、飼い方の注意点やしつけの方法を見てみましょう。

秋田犬の特徴は?

・サイズ:超大型犬

・体重:35Kg~50Kg

・平均寿命:10歳~12歳

・出生:日本

・毛色:ホワイト、ブリンドル、レッド、ブラック、ゴマ、

秋田犬は、日本の秋田県原産の日本犬の一種で、国の天然記念物に指定されている犬です。

「忠犬ハチ公」で知られていることの他、ヘレン・ケラーやプーチン大統領にも贈られた秋田犬は、日本で唯一の超大型犬です。

秋田犬の体形はがっしりとしていて足が長いく背中にくるりと巻いた巻尾が特徴です。

元々熊を狩る猟犬であったことと、闘犬として飼われていたこともあり力強く運動能力もかなり高いです。

独立心、警戒心が強くとても頑固な一面があります。

ですが、飼い主にたいしては、とても忠誠心があり、家族を守ってくれるとても優秀な番犬です。

ただ、飼い主を守る思いが強すぎで、飼い主以外の人や犬に対しては警戒して攻撃してしまう事もあります。

秋田犬の性格ってどんな感じ?

忠犬ハチ公でも知られているように、秋田犬はとても忠誠心が強い犬種です。

飼い主や家族にはとても愛情深く健気で真面目で従順ですが、警戒心がとても強く、家族以外の人や犬には、攻撃的になってしまいます。

知性はとても優れていて頭が良いので、子犬の時から家族以外に対して攻撃しないようにトレーニングする必要があります。

他人に媚を売らない性格は、人見知りをする、気難しい、社交的でないということから、トラブルに発展する可能性のあります。

秋田犬のかかりやすい病気はどんな病気?

国の天然記念物に指定されている超大型犬の秋田犬はどんな病気にかかりやすいのでしょうか?

注意点など見ていきましょう。

・股関節形成不全

大型犬に比較的多くみられる病気で、成長する過程で形態的な異常が起きて、様々な症状を引き起こしてしまう病気です。

遺伝的素因や偏った栄養や運動などが原因といわれています。

股関節部が浅かったり、大腿骨が変形しているため関節がうまくかみ合わず、歩行異常などの症状がおこります。

見分ける方法は、横すわりやモンローウォーク、立ち上がる時に時間がかかってしまうとかそういう症状があります。

治療には、内科的治療と外科的治療があります。

内科的治療は、鎮痛剤やレーザー治療、運動制限、体重管理などです。

外科的治療の場合は、麻酔のリスクも伴うので、かかりつけの担当の先生とよく相談しましょう。

・落葉状天疱瘡

落葉状天疱瘡は、自己免疫の異常による皮膚疾患(天疱瘡)のひとつです。

落葉状天疱瘡の症状は皮膚だけにみられる症状です。

顔面の鼻筋や瞼、耳たぶなどに膿を含んだ湿疹や赤み、かさぶたが出きて、足裏の角質が増殖し肉球が分厚くガサガサになる場合もあります。

湿疹を放置すると身体全体に広がっていきます。

膿疱は細菌感染によるものではありませんが、膿皮症を併発する場合もあります。

膿疱は簡単にやぶれやすく、ただれたりかさぶたになったりします。

免疫の異常や紫外線、遺伝的要因、アレルギーなどが起こることが原因とされていますが、はっきりとしたことは分かっていません。

治療は、投薬治療や薬浴など症状を和らげる事を目的に生涯治療を続ける必要があります。

ステロイド剤の長期服用は、副作用を起こすので他の免疫抑制剤を合わせて投与されます。

落葉状天疱瘡は、致死性のある病気ではありませんが、定期的に診察を行いその時に症状に合わせて治療法を調整する必要があります。

普段から、犬の状態をよく観察して、皮膚に異常が見られた時は早目に動物病院で診察を受けるようにしましょう。

・眼瞼内反症

眼瞼内反症は、瞼が内側にめくれて眼球側に反り返って瞼の縁が眼球に接している状態の事を言い、まつ毛が眼球に接してしまうので、慢性的は目の痛みや角膜潰瘍を引き起こしてしまう病気です。

一般的に、先天的あるいは、遺伝的な要因とみられていますが、結膜炎や角膜炎などの後遺症や、痙攣や神経異常など発症する場合もあると考えられています。

眼瞼内反症になると、目が涙ぽっかたり、いつも涙を流している、目をまぶしそうにする、瞼の痙攣、目やにが増えたり、充血したりといった症状がみられます。

治療は、一般的には外科的手術で瞼の矯正を行いますが、軽度の場合は、まつ毛の抜毛や点眼で症状が改善する場合もあります。

眼瞼内反症の明確な予防はありません。

目に異常を感じたら早目に動物病院に行って診察してもらいましょう。

・胃捻転(胃拡張胃捻転)

胃が拡張して、ねじれてしまう病気です。

胃の周りの血流が遮断されて、ショック状態になるため、とても危険な病気です。

大型犬によくみられる病気で、フードの食べ過ぎや過度の運動がで胃が拡張し、それに伴って胃捻転を起こしてしまいます。

ドライフードを多量に食べた後にたくさん水を飲むことで、胃の中で膨張して胃拡張を起こして今うので、食事の量には注意が必要です。

食事のあとの運動で、急にぐったりとして、多量のよだれを流している場合は胃捻転の可能性が高いので、早急に動物病院に連れていきましょう。

食事の量に注意して、量を減らして、回数を増やすなどの工夫をしてあげましょう。

・進行性網膜萎縮症(PRA)

進行性網膜萎縮症は、文字通り網膜が萎縮してしまい、目が見えなくなってしまう遺伝性の病気です。

遺伝性なので、完治するための治療法はありません。また、最終的に失明してしまいます。

暗い場所を怖がったり、音に対して過敏になったりする場合は、この病気の可能性があるので、早めに獣医師の診察を受けましょう。

・腸重積

腸重積は、腸の一部が重なり合ってしまう病気で、放置すると腸の組織が壊死してしまうので、急いで診断して治療をしなければいけません。

典型的な腸重積は、小腸の終わりの腸の終わりの回腸が大腸に入り込むために生じる状態です。

腸重積は、猫よりの犬の方が多く見られる病気です。

原因は、腸管内の異物、ひも状の異物や寄生虫、腫瘍などが原因とされています。

また、ウイルスや感染症などによる激しい下痢で起こる場合もあります。

腸重積になると、嘔吐や食欲不振、腹痛、お腹が膨れるまた、お腹を触るのを嫌がるといった症状がみられ、重篤になるとショック症状を引き起こすこともあります。

治療は、手術で整復を行います。

腸の壊死など、状態が重度の場合は腸の部分切除する場合もあります。

予防としては、感染症を防ぐためにワクチン接種や寄生虫の定期的な検査を行い、駆除を行うことと、異物を口にしないように注意をする必要があります。

腸重積は、放置すると重篤な状態になってしまうので、犬の様子がおかしいと感じたら早目に動物病院に行き検査をしてもらいましょう。

秋田犬の飼い方は?

飼い主や家族にはとても愛情深く、健気で従順な大型犬の秋田犬はどのように飼育すれば良いのでしょうか?

注意点などみてみましょう。

秋田犬の飼い方の注意点は?

狩猟犬だった秋田犬には、多くの運動量が必要です。

毎日朝夕に最低1時間散歩をさせてあげましょう。また、散歩とは別に思いっきり走り回れる環境も作ってあげましょう。

とても賢い犬種なので、お散歩も毎日同じ場所ではなくて、時々違う道を通ってみたりすると、秋田犬の好奇心を満足させてあげる事が出来るでしょう。

近くにドックランがあるようなら、時々連れて行ってあげると良いでしょう。

但し、超大型犬で警戒心の強い性格で、かなり力もあるので、他の犬や人に怪我をさせてしまったりしないように十分な注意が必要です。

秋田犬の被毛は、ダブルコートで、上毛は硬い剛毛で、下毛は柔らかい毛が密集しています。

被毛はかなり多く、換毛期にはかなりの抜け毛があるので、毎日のブラッシングは欠かせません。

換毛期のは特に丁寧にしっかりとブラッシングしましょう。

秋田犬は超大型犬なので、体重もかなり重く、関節のトラブルを起こしやすい犬種です。

フローリングの床は滑りにくいマットを敷くなどの工夫をしてあげましょう。

秋田犬のしつけはどうすれば?

秋田犬は飼い主にはとても従順で家族にはとても深い愛情を持っていますが、警戒心がとても強く他人や犬には攻撃的になってしまうことがあるので、攻撃性を抑える訓練が必要です。

しつけの開始時期は早ければ早いほどよく、子犬の時からトレーニングを始めましょう。

子犬の時から、たくさんの人や犬と触れ合う機会を作るって、社会性を身に付けるようにしましょう。

また、とても力が強いので、いざという時に飼い主の指示で行動をコントロールできるようにしっかりトレーニングをしておきましょう。

自分でトレーニングをする自身がない場合は、ドッグトレーナーに依頼するのも良いでしょう。

大型犬で攻撃性のある秋田犬を飼育することは難しいですが、しっかりしつけをすれば、飼い主のいう事をしっかりと聞いてとても良いパートナーになるでしょう。

秋田犬の食事はどのように与えればいいの?

日本犬の中で唯一超大型犬の秋田犬は、食欲も旺盛でたくさんご飯を食べます。

食べ過ぎ、肥満に注意して、適切な量を与えるように心がけましょう。

超大型犬特有の胃捻転になりやすいので、たくさんの量を一度に与えず、少しずつ分けて与えるなどの工夫をしてみましょう。

食事の台などを利用することで、食べやすい高さになりスムーズに食事をすることができます。

秋田犬のまとめ

秋田犬は国の天然記念物に指定されている、日本で唯一の超大型犬です。

超大型犬で警戒心の強い攻撃的な性格の秋田犬は、飼いやすい犬種ではありませんが、環境を整えてしっかりトレーニングを行うことが出来れば、家族にはとても愛情深く家族を守ってくれる頼もしいパートナーになってくれるでしょう。